阪神はDeNAに連敗 鳥谷&ゴメスが一発も…能見が踏ん張れず12敗目
優勝の行方を左右する12連戦は連敗スタート
阪神は19日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に5-7で敗れた。初回、鳥谷に先頭打者弾が飛び出すなど打線は2桁安打と気を吐いたが、先発能見が4回5失点と踏ん張れず、12敗目(10勝)。12連戦の出鼻を5位DeNAに挫かれ、2連敗となった。
初回、阪神は鳥谷が自身8月16日のヤクルト戦以来となる、先頭打者アーチ。DeNA先発井納から先取点を得る。
先発能見は2回に嶺井に左中間への二塁打を浴び同点に追いつかれたが、3回にマートン、ゴメスにタイムリーが飛び出し再び2点のリードを奪った。
しかし、その裏にDeNA打線が能見を捉える。1死から倉本のショートへのゴロを鳥谷が送球エラーし出塁を許すと、梶谷にもヒットでつながれ、一、二塁に。すると4番・筒香に逆転の3ランを右翼席に叩き込まれ、3-4と逆転を許した。
さらに4回には2死二塁から、荒波にレフトオーバーのタイムリー三塁打を浴びた能見。4回5失点でマウンドを降りた。
5回に無死一、三塁からゴメスの中犠飛で1点差に迫った阪神だったが、6回に4番手左腕島本が倉本に押し出し四球を与え、2点差に。7回にDeNA3番手須田から、ゴメスに15号ソロが生まれ5-6と迫ったが、それ以降DeNA投手陣を攻略できず。8回に6番手福原が嶺井に4号ソロを浴び、点差を広げられた阪神。横浜の地で2連敗を喫した。
試合前まで、首位ヤクルトとは1ゲーム差。今日19日にも首位タイに浮上する可能性があった阪神だが、下位チーム相手にまさかの連敗。チームにとって優勝の行方を大きく左右する12連戦は、痛すぎる連敗でのスタートになった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count