大谷が完投でリーグトップ14勝、11Kで再び投手5冠 日ハムのCS進出決めた

9回2安打1失点で完投、シーズン184奪三振で則本抜いて再び単独トップに

 日本ハムの大谷翔平投手が19日の西武戦(札幌ドーム)に先発し、ハーラー単独トップの14勝目(5敗)を挙げた。日本ハムは6-1で勝利して3位以上が確定し、クライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。

 2回1死一塁では大崎を中飛、岡田を投ゴロ。4回には栗山、中村、メヒアを3者連続三振に切り捨てた。最速158キロの直球を武器に110キロ台のカーブを有効に使って、5回まで7奪三振、無安打に抑えた。

 6回2死から脇谷に初安打となる左前打。続く栗山には左翼線適時二塁打を許した。同2死三塁で打者は中村。一発を浴びれば同点のピンチだったが、146キロのフォークで空振り三振に仕留めた。

 7、8回は2イニング連続3者凡退に。9回も続投した大谷は無失点に抑え、今季5度目の完投。9回を11奪三振2四球、2安打1失点。2日のロッテ戦(東京ドーム)から続いていた自身の連敗を2で止めた。

 今季9度目の2ケタKで、シーズン184奪三振は則本を抜いてリーグトップに再浮上。再び“投手5冠”となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY