イチロー、内野安打で歴代単独34位浮上 「41歳だが、未だにセーフになる」

3試合ぶりのヒットでメジャー通算2933安打

 マーリンズのイチロー外野手が18日(日本時間19日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・ライト」で先発出場。8回にセカンドへの内野安打を放ち、3試合ぶりのヒットでメジャー通算2933安打とした。

 これで歴代単独34位に浮上したが、地元メディアは不惑を過ぎても健在なイチローのスピードを高く評価しつつ、マイルストーンに一歩近づいた事実をレポートしている。マーリンズは延長10回の激闘の末に4-5で敗れている。

 同点で迎えた8回、先頭打者となったイチローは1ボール2ストライクから2番手左腕リベロの4球目の97マイル(約156キロ)の速球を叩いた。一二塁間に転がった打球に二塁手のレンドンが追いつく。一塁に送球したが、韋駄天の足が勝った。

「イチロー、バウンドの当たりです。そして、彼(の足)が勝った。イチローのヒットです。レンドンはスライディングしながら捕球を狙いましたが、きれいにキャッチできませんでした。イチローは41歳ですが、未だにセーフになるのです」

 地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は、こう興奮気味にまくし立て、3試合ぶりの安打を足で稼いだレジェンドを称えている。

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