大谷の快投で日ハムがCS進出決定　「優勝チームが決まっても沢山の方が…」

「CSで今度こそ上のチームを倒せるように」

　4安打3打点の近藤とともに上がったお立ち台では、打率3割4分と高い数字を維持する5番打者について、「ただ、僕の試合であまり打ってなかったので、試合前は『今日はお願いします』と言いました」と話し、場内を沸かせた。近藤は「（打たなければ）嫌がらせしてくると言われたので、今日は何とか打てて良かったです」と胸をなでおろしていた。

　再び「投手5冠」となったが、慢心はない。大谷は「今日は良いピッチングできましたけど、次に出来るか分からないですし、（結果は）後からついてくるものだと思って、一戦一戦、頑張りたいと思います」と誓う。

「CSで今度こそ上のチームを倒せるように頑張っていきたい」

　どんなにたくさんの個人タイトルを手にできたとしても、日本シリーズ進出を果たし、日本一に輝けなければ、悔しさしか残らない。二刀流右腕は、このまま頂点まで走り続けるつもりだ。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count