SB中田が1安打投球 ロッテに二塁踏ませず9勝目「あと1勝もぎ取りたい」
7回無失点の12日楽天戦に続く2連勝に手応え「全体的にまとまっている」
ソフトバンクの中田賢一投手が19日、ロッテ戦に登板。8回1安打無失点の二塁を踏ませない快投で9勝目(6敗)を挙げた。チームは2-0で勝利。お立ち台に登場した右腕は、自身の好調への手応えを口にした。
「良かったり悪かったりですけど、僕の中で高谷さんとしっかりと話し合って投げていました。先週からちょっといい形になっていまして、それを持続しようと思って、今日も(マウンドに)上がったら良かったです。(良かったのは)全体的にまとまっているところ。これをまた続けていきたい」
自身の打たれたヒットは3回2死からの荻野の中前打のみ。与四球も2つに抑え、8回まで二塁を踏ませない投球に、お立ち台に上がった右腕も納得の表情だった。
これで今季9勝目(6敗)となった33歳。2桁勝利についても「また投げる機会があると思いますので、何とかあと1勝もぎ取りたいと思います」と意欲を見せていた。
「ここヤフオク(ドーム)で今年はなかなかいいピッチングができなかったのですが、この試合と、もう1試合あるかどうかわからないですが、またヤフオクでいいピッチングできるようにがんばりたいと思います」
福岡のファンの前で、再びこの日のような快投を見せることを約束した右腕。ポストシーズンに向け調子を上げる男の存在は、福岡のファンの目にも頼もしく映っているはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count