楽天は完封リレー 30Sの松井裕、則本の快投に「まさか登板があるとは…」
2年連続の奪三振王へ「獲れるタイトルは狙っていきたい」
その則本は「一生懸命投げて、西田が初回に点を取ってくれたんで、なんとかそのリードを守って頑張って投げようと思いました」と笑顔。圧巻の投球だったが「ヒット性のあたりをファインプレーでアウトにしてもらって、何とかゼロに抑えられましたし、今日は西田のホームランが全てだと思います」と味方に感謝することも忘れなかった。
前日には西武戦で11Kをマークした大谷にシーズン奪三振数で抜かれていた。しかし、すぐに抜き返して、わずか1日でリーグトップに再浮上。2年連続となる200K、そして奪三振王のタイトルも見えてきた。
最後には「頑張って、獲れるタイトルは一生懸命狙っていきたいと思いますし、それよりもチームが1つでも多く勝ち星を拾えるように一生懸命働きたいと思います」と誓った則本。エースと守護神の圧巻の完封リレーに、仙台のファンは酔いしれていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count