小笠原、最終打席はフルスイングで左飛 「亀井が捕ってくれてホッとした」
涙の愛娘から笑顔で花束受け取る、「なかなか一緒に過ごす時間なかった。感謝している」
――19年間のプロ野球生活を振り返って。
「(引退)会見でも話させていただいたんですけど、ファイターズで育ててもらって、ジャイアンツで成長させてもらって、最後、ドラゴンズで締めくくれて、本当に幸せだと思います」
――どんな思いで試合に?
「怪我をしないようにと(笑)。まぁ全力でやって、今日は(山井)大介も先発だったので、何とか勝とうと思って試合に臨んだんですけどね、負けてしまったのでこの場がないと思ってたのでね、本当にこの場を設けていただいたドラゴンズ、ジャイアンツ両方にお礼を言いたいと思います」
――最後のヒットはショートへの内野安打。
「初安打も内野安打だったので、最後も内野安打で、自分らしいと思います」
――最後の打席は1球で終わったが、フルスイングだった。
「理想はライトスタンドだったんですけど、しっかり捉えられたんですけども、あれがヒットになっていたら、足が絡まってこけてアウトになっていたんでね、カメ(亀井)が捕ってくれてホッとしています」
――涙の娘さんから花束を受け取った。
「昨日、家で『泣くなよ』と言ったんですけどね。本当に感謝しています。なかなか一緒に過ごす時間なかったので、本当に迷惑をかけた中でサポートしてくれたので、この場を借りてありがとうと言いたいです。本当にありがとう」
――最後のメッセージを。
「ドラゴンズファン、ジャイアンツファン、みんなにこの最後を見届けてもらって本当に幸せです。ありがとうございました!」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count