田中将大の先発回避でヤ軍「破滅」!? 地元メディアが先発陣の弱体化を危惧
不振に苦しんでいたノバが田中の代役に
「わずか1週間前にイバン・ノバは厳しい現実を飲み込んだ。あまりにも酷いピッチングだった。ヤンキースは地区優勝を狙うに際し、先発ローテーションには(ノバを)置いてはおけなかった。だが、日曜日に救済のワンチャンスを手にした。ノバが、故障したマサヒロ・タナカの代わりに今季最大の試合となる水曜日のブルージェイズ戦で先発することになった」
特集ではこう伝えている。
ヤンキースでは、すでに後半戦好調だったネイサン・イオバルディ投手が肘の炎症で離脱中。期待の若手ルイス・セベリーノ投手を先発に据え、右腕アダム・ウォーレン投手をブルペンから配置換えする苦しいやり繰りが続いている。
今季、トミー・ジョン手術から復帰したノバは、ここ4試合の先発で防御率9.68と大炎上し、ブルペンへ配置転換されていた。だが、田中の故障離脱により、ヤンキース首脳陣は不振のノバを先発させるという苦渋の選択を余儀なくされた。
レギュラーシーズンの大詰めで田中の先発回避という緊急事態を迎えたピンストライプの名門は「破滅」の危機を乗り越えることができるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count