イチローの去就&起用法にも影響? マーリンズが新監督候補と面談か

元インディアンス監督・アクタ氏の招聘の可能性が浮上

 イチロー外野手の所属するマーリンズが来季新監督としてドミニカ共和国出身でインディアンスなどを率いたマニー・アクタ氏を招聘する可能性が急浮上している。ESPNなどが報じている。

 マーリンズは今年5月にマイク・レドモンド前監督を解任。指導者経験がほぼなかったダン・ジェニングスGMを監督に配置換えする異例の人事を行ったが、ここまで借金20以上と大きく負け越している。

 地元メディアはすでに球団首脳陣がジェニングス監督に対して今季限りでの退任とGM復帰のオファーを出していると報じていたが、ここにきて新監督候補の具体名も浮上し始めた。マーリンズの監督人事に関する動きが表面化するのはこれが初めてのことだ。

 記事によると、球団はアクタ氏と面談を実施。46歳のアクタ氏は2007年から09年のナショナルズ、10年から12年まではインディアンスを率いた。通算成績372勝518敗、勝率.418というデータも紹介されている。また、2006年のWBCではドミニカを率いていた。

 オーナーのジェフリー・ローリア氏は次期監督の条件に豊富な指導者経験を挙げているともレポートされており、若手育成に定評があるとされるアクタ氏が新監督に就任した場合、どのようなチーム作りを目指すことになるのか。マーリンズはイチローとの契約延長にも乗り出しており、今年10月に42歳を迎えるベテランの去就や起用法への影響も注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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