岩隈久志の“ラテン化計画”が進行中!? マ軍主砲「今、頑張っているところ」
冷静沈着な日本人右腕を主砲らチームメイトが変える!?
マリナーズの岩隈久志投手が22日(日本時間23日)の敵地ロイヤルズ戦で9勝目(4敗)を挙げ、日本人投手4人目となる3年連続2桁勝利(2013年14勝6敗、14年15勝9敗)に王手をかけている。グラウンド内外で冷静沈着な日本人右腕に対し、主砲ネルソン・クルーズ外野手は単独インタビューの中で、チームとして岩隈の“ラテン化計画”を進めていると明らかにしている。
オリオールズからフリーエージェントで加入1年目のクルーズは今季、打率3割1分(リーグ5位)、本塁打42本(同2位)、89打点(同10位)という大活躍を見せている。
4年総額5700万ドル(約68億4000万円)の大型契約を結んだチームにとって期待通りの成績だが、クルーズ自身は「自分の個人成績については考えない。それはシーズンが終わった後に振り返る。試合に勝つことが一番大事で、それに集中している。選手としては怪我をしないということも大事なことだよね。毎試合フィールドに立つための準備をする。チームに必要な貢献ができることを祈っている。勝てるように努力するのみ」と淡々と語った。
移籍1年目ながら、すでにチームの顔の1人となっている。ロッカールームでは同じドミニカ共和国出身のロビンソン・カノ内野手と隣り合わせ。同僚やスタッフにいたずらを仕掛けながら、雰囲気を高めている。
「ここのクラブハウスの雰囲気は最高。ロビー(カノ)、フェリックスという大事なリーダーもいる。毎日選手に自信を与えてくれる素晴らしい監督もいる。ファンも毎日サポートしてくれる」
クルーズはこう語った。