中日・谷繁兼任監督、1度は胴上げ拒否も…“本拠引退試合”で5度宙を舞う
「監督として責任を感じている」
中日・谷繁元信兼任監督が、24日の阪神戦(ナゴヤドーム)後にナインの手で胴上げされた。
今季限りで現役引退する和田の胴上げが行われた後に、自然と「谷繁コール」が発生。監督してBクラスに低迷した責任を感じてか、1度は拒否したが、和田の説得もあり急きょ敢行。今季限りで選手生活にピリオドを打った名捕手が、5度宙に舞った。
今季の本拠地最終戦は自らのタイムリーなどで逃げ切り勝ち。最下位を脱出した。試合後のセレモニーで、谷繁兼任監督は「期待に応えることが出来ず、本当に申し訳ない思いと、監督として責任を感じております。来年こそはファンのみなさまの期待に応えられるよう戦います。どうか来年も応援よろしくお願いします。今年1年ありがとうございました」と、あいさつした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count