4連勝も…巨人に忍び寄る見えない数字 ヤクルトの“隠れマジック”は「5」に
まだ巨人にマジック点灯の可能性も、26日からの2連戦で“隠れマジック”は姿を見せるのか
“隠れマジック”は非公式的なもので、直接対決などは関係なく、あとどれだけ勝ち、対象チームが負ければ優勝になるかという単純明快なもの。つまり、ヤクルトはあと5勝すれば、勝率5割4分6厘になり、巨人は6勝0敗でも5割4分2厘のため、追いつけない。巨人が1勝5敗ならヤクルトが全敗でもヤクルトが優勝となる。
実際には直接対決が3試合あるため、上記の結果になることはない。どこまで優勝に近づいているか、わかりやすい指針というべきところだ。つまり、巨人はヤクルトのマジック点灯を阻止し続けているが、ヤクルトも勝っているため、“隠れマジック”を着実に減らしている。そして、姿を見せるときには「3」や「4」といった、とても少ない数字で表れるのである。
ただ、巨人も28日の甲子園での阪神戦まで3連勝すればヤクルトの結果次第でマジックが点灯する可能性もある。“隠れマジック”が姿を見せるのか、26日からの2連戦は目が離せない戦いになる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count