元ロッテ監督バレンタイン氏が禁止薬物肯定 「選手の最高の部分見たいなら」
「パフォーマンスを向上させるものは、最終的に主流になっていくだろう」
「これはドラッグで外部から持ち込まれたものを摂取しているという考えに基づいて、それは悪ということになっている。だが、選手の気分を高め、パフォーマンスを向上させるいいドラッグもたくさん存在する。人々が話しているPED、パフォーマンスを向上させるものは、最終的に主流になっていくだろう」
このように、ドーピング全盛時代の到来を予期。また、インタビューの中でバレンタイン氏は、こういった薬物は健康面でのリスクを及ぼさない域まで進化するだろうと考えている、と話したという。
さらに、PEDの使用を悪と決めつけてしまうのは、“筋力トレーニングがプレーに悪影響を及ぼす”というかつて信じられていた愚かな迷信と近い考え方だと同氏が指摘したことにも、記事の中では触れられている。球界に一石を投じる発言になるのか、注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count