横浜&中日で27年 史上最多3021試合出場で引退の谷繁、古巣で5度宙に舞う

両軍の選手に抱えられた名捕手、ホームベース上で5度宙に舞う

 試合後、引退を表明している谷繁の周りに、自然と両軍の選手が集まった。

 横浜で13年、中日で14年の現役生活を終えた名捕手は、ホームベース付近で両軍の選手に抱えられると、胴上げで5度宙に舞った。1998年にはともに横浜を38年ぶりの日本一に導いた三浦ら、DeNAの選手たちにも労われた45歳。胴上げが終わると、おもむろにライト方向へ歩き出し、古巣ファンへの挨拶に向かった。

 ライトスタンドからは花束をもらい、グラウンドを一周した兼任監督。最後は慣れ親しんだホームベース付近でグラウンドに一礼し、古巣へ選手としての別れを告げていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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