ヤクルトに1差と迫る巨人、V打の阿部「重圧かかってるのはヤクルト」

5回に決勝タイムリーの阿部 「まだ僕らも2位なんで、ぶつかっていこうと思った結果」

 そして同点の5回、4番・ファーストで出場した主砲の阿部が期待に応えた。

「やりました! 思い切っていったのが良かったんじゃないですか。抜けてくれて良かったです」

 2死一塁からロマンの速球を捉えた打球は、センター上田の頭を越えるタイムリー二塁打。救援陣がその1点を4人のリレーで守りきり、この打席が殊勲の一本となった。

「まだ僕らも2位なんで、そう思って、ぶつかっていこうと思って戦った結果が、こういう良い結果になったと思います」

 首位決戦を制し、お立ち台でこのように振り返ったチームの要。

「ヤクルトも良いバッター、良いピッチャーがいて良いチーム」とライバルを称えながらも、「プレッシャーかかっているのはヤクルトなんで、僕らは思いっきりぶつかっていきたいと思います」。明日27日の第2Rも制し、一気にゲーム差なしに迫る意気込みだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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