広島・緒方監督、11安打5得点の打線を称賛 「攻撃陣が嫌なムードを払拭」
緒方監督、「最後まで諦めない姿勢」を評価
「バッティングの調子は良くなっている」という田中は、1点差に追い上げられた8回にも、1死一、三塁の場面でだめ押しとなる2点タイムリー三塁打を放った。
田中が「外野フライを打とうと思って打席に入った。(三塁走者の)赤松さんのおかげで甘い球が来た」と振り返ったように、スクイズを警戒したバッテリーが執拗に三塁けん制を繰り返した末の殊勲打だった。
緒方監督は「今日はジョンソンが初回からピンチを迎えたが、攻撃陣が嫌なムードを払拭してくれた。最後にだめを押せたのもよかったね」と、11安打5得点の攻撃陣を褒めた。
さらにこの日で200万人動員となったファンに感謝の言葉を述べ、「優勝はなくなったけど、最後まで諦めない姿勢を続けてくれている。ナイスゲームでした」と満足そうだった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count