【プレミア12】侍ジャパン最終メンバーを大胆推薦 打線の肝は「2番・柳田」!?【後編・野手】
1番・山田、2番・柳田は「絶対に譲れない」、鍵をにぎるのは6番・松田
そう考えると、打つ方さえクリアされれば、候補メンバーの中で一番使いたいのは中島(日本ハム)。ただ、国際大会ではバッティングが力負けし過ぎてしまうんじゃないかなと。今回のキャッチャーのメンバーを見ると、少し打力が落ちる気がします。そこそこ打てる選手が欲しい気がするんですよね。坂本と鳥谷のどっちを使おうかというところで坂本を選んだのは、これが理由だと思うんですけど。それでも、僕は鳥谷推しです。
あとは外野ですが、真ん中(センター)は柳田しかいません。それと、内川(ソフトバンク)は外せない。筒香(DeNA)と内川で、DHかレフトのどちらか、ということになります。年齢も考えると、筒香がレフト、内川がDHというのがいいでしょうね。ライトは色々と使いたい選手がいる。秋山(西武)も使いたいですし、中村晃(ソフトバンク)も使いたい。でも、中村晃の勝負強さは捨てがたいですね。
最後に、キャッチャーはこのメンバーならば嶋(楽天)になると思うのですが、『なんでこの選手が選ばれてないんだ』という選手がここにも1人いるんです。中村悠(ヤクルト)です。中村悠をレギュラーで使ってもいいなと思うんですよ。本当にキャッチングがうまくなりました。色々と考えてやっているし、急成長しましたからね。
あとは打順も見ながら、控えも含めて必要なメンバーを考えていきましょう。まず、1番・山田、2番・柳田。絶対にここは譲れないです。最近、メジャーでは流行にもなっていますが、2番に最強の打者を置きたい。これは絶対ですね。
となると、3番は右なのでDHで内川、4番は中田、5番は左でレフトの筒香。クリーンアップが残してしまったランナーを還すのが、6番の松田ですね。これがもう1つの肝。この打線の鍵を握っているのは松田です。
7番は特別枠の鳥谷。候補選手の中から坂本が入るとなっても、そのまま7番でいいと思います。この打線の6番まではどうしても変えられません。あとは、8番・中村悠、9番・中村晃。ただ、中村晃の勝負強さを考えると、7番と9番を入れ替えてもいいかもしれません。これで先発メンバーは決まりですね。