【プレミア12】侍ジャパン最終メンバーを大胆推薦 打線の肝は「2番・柳田」!?【後編・野手】
必要な足のスペシャリスト、本来は鈴木尚を入れたいところだが…
あとは、控えメンバーに何を求めるかということになります。8人を入れられる計算になりますね。
まずは、足のスペシャリストが欲しいんです。そう考えると、もう1人、候補メンバー以外から入れたい選手がいます。鈴木尚(巨人)です。実は、僕は梶谷(DeNA)も入れたい。梶谷なら、代打も守備固めも代走もいけますから。ただ、鈴木尚ほど足のスペシャリストではないので……。他に左のピンチヒッターも入れると考えると、鈴木尚が入っていればいいかと思います。
それに、内野のユーティリティーで菊池は絶対に入れないと。菊池はその気になればファースト以外ならどこでも守れるでしょう。
右の代打が薄いですが、中村は代打というタイプではないので、レギュラーではないのなら、メンバーには入れないほうがいいと思います。坂本も代打タイプではない。そう考えると、清田(ロッテ)、浅村(西武)かなと。左の代打では、秋山、それと川端(ヤクルト)は絶対に入れておきたいですね。
中村悠を先発で使えるとすれば、もう1人の捕手は嶋がいます。これで、27人。最後の1人には、森友(西武)を入れておきたい。捕手としてはまだまだ勉強しないといけませんが、スクランブルでマスクを被ることは出来る。そうなると、捕手は中村悠と嶋の2人で大丈夫です。左の代打兼3番手キャチャーで入れておきたいですね。
こうやって見ると、中田が崩れた時に厳しくなるようにも感じますが、内川や筒香も4番に入れます。あと、繰り返しますが、この打順の肝で、絶対に譲れないのは「2番・柳田」です。1番、3番は変えられても、2番柳田は変えられない。山田も柳田も動けるので、この打線なら何でも出来る。いい戦いができると思います。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count