米野球殿堂入り&WS3度制覇の名将が前田健に熱視線 「かなり印象的だった」
Dバックス社長も将来的な獲得の方針示す前田
「私は日本で4試合スタジアムで観戦しました。自分のチームに関する案件があったので他の人たちよりも1試合少ない視察になりました。すでにメジャーの舞台で輝けるような選手は数人いましたね。
前田を見ました。彼はかなり印象的でしたね。私は彼らがメジャーに挑戦する状況になるまで、個人的な感想はなるべく控えるようにしています。しかし、打者とピッチャーで素晴らしいメジャーリーガーになれる選手はいましたよ」
ラルーサ氏はそう話し、前田のみ具体名を挙げて好印象を受けたことを明かした。
前田は今月26日の本拠地阪神戦で8回1失点の力投でハーラートップの14勝目(8敗)をマーク。エースとしてチームを牽引する右腕について、Dバックスのホール社長も来日時のインタビューで「いつの日かダイヤモンドバックスのユニホームを着てほしいと思う選手。前田は経験豊富です。制球も素晴らしい。ピンチを切り抜ける術を持っている。走者を背負っても全くパニックになりませんでしたね」と語り、将来的な獲得の意思を表明していた。
さらにホール社長はその後、本拠地チェイス・フィールドでも、来季の補強ポイントが投手陣であることも明かしている。