西武か、ロッテか 熾烈を極めるパ・リーグCS進出争いの鍵となるのは?
ロッテはホームで4試合を残すことがプラスに
「ロッテ側からすると、“まだ”6試合もあります。もちろん選手はやる気に満ちていると思いますが、6試合、1つしか負けられない状況で戦うのは精神的に簡単ではありません。連戦なので、先発投手のやり繰りも大変ですね。
残り試合は、楽天戦、日本ハム戦がそれぞれ3つずつ。日本ハムは大谷が、そして最終戦の楽天戦は則本が先発してくる可能性が十分にあります。特に、日本ハムはCS開幕が近いので力を緩めずに戦ってきますし、仮にロッテが3位に入れば直接CSで当たる訳ですから、なおさらシビアな戦いになります」
西武は1日の最終戦を取ることが最低限のミッションとなる。それを踏まえた上で、ロッテが3位を目指すためには何が必要なのだろうか。
「ロッテは、ホームゲームを4試合残しているのが大きいですね。千葉マリンは良い雰囲気に包まれるでしょうし、ファンのサポートを最大限に受けられます。この4試合は絶対に落とせません。ここで4勝し、ビジターで1勝1敗とできれば、念願のCS進出は現実的になると思います」
いよいよ最終盤を迎えた、パ・リーグの3位争い。どんな結末を迎えるのか、目が離せない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count