ホークス一筋19年・松中号泣、4三振で福岡のファンに別れ「コテンパンに…」
本拠地最終戦は4打席連続三振「僕のポジションはもうないな」
ソフトバンクの松中信彦内野手が1日、本拠地での今季最終戦に「7番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打4三振に終わった。今季で退団を発表している41歳は、福岡のファンに試合後に別れを告げた。
「ファンのみなさま本当に19年間…温かいご声援本当にありがとうございました。本当にホークスに入ってよかったなと、みなさんの声援が本当に力になりました。本当にありがとうございました!」
試合後、ファンが待つ右翼席の前でマイクを握ったホークス一筋19年のスラッガーは、涙を拭い、声を詰まらせながら語り始めた。
「本当に今年のホークスは強かったと思います。僕もなんとか1軍でプレーをしたいと思いましたが、僕以上に若い選手たちが逞しく、僕のポジションはもうないなと思い、退団することを決めました」
今季、パ・リーグ史上最速で優勝を決めたソフトバンク。その中でファーム暮らしが続いた2004年の三冠王は、シーズンを振り返りながら自身の感じていた心境を明かした。