パの最多奪三振はどうなる？　楽天則本が大谷突き放す209K　「一つ一つ…」

2年連続大台の200奪三振到達　「キャッチャーの方々の配球の結果」

　これで今季積み上げた奪三振は「209」となり、リーグ2位の大谷（日本ハム）の「196」に13個差を付けた。自身も2年連続で200奪三振に到達した。

「一つ一つ積み上げた結果。嶋さんはじめ、キャッチャーの方々の配球の結果で、一人では出来ないことなので、周りの方への感謝を込めながら、喜びをかみ締めたいと思います」

　昨年を5つ上回る記録に達しても、チームメイトへの感謝を忘れなかった24歳。入団から3年連続の2桁勝利にも「周りのチームメイト、ファンのみなさまに感謝」と最後まで謙虚に振り返った。

　奪三振王のタイトルはライバル大谷の次回登板結果に左右される。状況によっては、もう1度マウンドに上がる可能性もありそうだ。

　下位に沈みながらも孤軍奮闘を続けるエースが2年連続の栄誉を手にするのか、それとも最多勝と最優秀防御率に輝くことを濃厚としている21歳にもう1つの勲章が加わるのか。パを代表する両右腕のタイトル争いからも目が離せない。

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フルカウント編集部●文 text by Full-Count