イチロー2935安打でボンズと並び歴代33位浮上 1か月半ぶり打点も…マ軍3連敗
メジャー本塁打王ボンズと並ぶ通算2935安打&犠飛で8月12日以来約1か月半ぶり打点
マーリンズのイチロー外野手が1日(日本時間2日)の敵地レイズ戦で「9番・ライト」でスタメン出場し、16打席ぶりにヒットを放った。これでメジャー通算2935安打となり、バリー・ボンズと並んで歴代33位タイに浮上した。試合は1-4でマーリンズが敗れ、3連敗となった。
イチローは3回2死走者なしの第1打席で相手先発右腕オドリッジの前にショートライナーに倒れた。
しかし、0-2と2点を追う5回1死満塁ではレフトに犠牲フライを放ち、8月12日のレッドソックス戦以来となる打点をマーク。さらに1点を追う7回2死一、二塁ではセンター前に弾き返し、16打席ぶりにヒットを放った。二塁走者は本塁でアウトとなり、同点にはらなかったが、41歳にとっては久々の快音となった。
これでメジャー本塁打王(通算762本)のボンズと通算2935安打で並び歴代33位タイに浮上。くしくも11年前のこの日、ジョージ・シスラーの保持していたシーズン最多安打記録を抜き去っており、米メディアESPNもツイッターで、84年間破られていなかった記録をイチローが塗り替えた日であることを報告していた。
センター前ヒットを放った直後には、MLB公式サイトのマーリンズ番記者、ジョー・フリサロ氏も自身のツイッターでボンズと並んだことを速報。イチローはこの日2打数1安打1打点で打率.233となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count