DeNAの山崎康が今季最終戦で快投 辞意表明の中畑監督へ感謝の3人斬り
守護神抜擢で大ブレーク、最後の指揮となった指揮官の前で3者凡退の好投
DeNAのドラフト1位・山崎康晃投手が3日の巨人戦(横浜スタジアム)で救援し、中畑監督へ惜別の3人斬りを見せた。
2点ビハインドの9回に6番手で救援。先頭・寺内を遊ゴロに抑え、続く坂本は左飛。最後は橋本を空振り三振に仕留めた。辞意を表明している中畑監督の最後の指揮となった今季最終戦で、3者凡退に抑えた。
山崎は昨年ドラフトで外れ1位でDeNA入り。オープン戦で結果を残し、開幕前に守護神に任命された。5月8日の巨人戦でプロ野球新人記録となる9試合連続セーブ、5月27日のオリックス戦でプロ野球新人最多記録となる月間10セーブをマーク。8月24日のヤクルト戦で新人最多セーブ記録を樹立し、今季57試合登板で2勝4敗37セーブ、防御率1.92の好成績を残した。
新人王の最有力候補で、11月のプレミア12でも侍ジャパン日本代表候補に入る大活躍。白星にはつながらなかったが、キヨシ監督へ、最高の恩返しとなったはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count