ヤクルト三輪が延長11回に決勝打! 「真っすぐ1本に絞った」
CS進出目指す広島にリーグ王者が立ちはだかる
ヤクルト・三輪正義外野手が、3日の広島戦(マツダスタジアム)で“カープいじめ”だ。
同点の延長11回2死満塁、5番手・一岡から決勝の右前適時打を放った。さらに、徳山の押し出し四球で2点差に。14年ぶりのリーグVから一夜明け、逆転でCS進出を目指す広島との4時間20分の死闘を制し、伏兵はヒーローインタビューで淡々と喜びをかみしめた。
――延長戦を制した。
「与えられたところできっちりやることが仕事なので。そういう意味では打ったことは良かったと思います」
――回ってきたチャンスで、会心の当たりだった。
「一岡投手とは何度か対戦していた。だいたいの球の軌道は分かっていました。でも、真っすぐ1本に絞って打ち返そうと思ってました」
――リーグVしたチームの意地を見せた。
「優勝が決まって、変な試合をしていたら。次もありますので、負けるより勝った方がいい。負けてもいい試合などない。そういう意味では最後まで粘り強く出来た」
――ファンへメッセージを。
「これから明日が最終戦ですけど、クライマックス、日本シリーズと続くので、応援よろしくお願いします」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count