一足先に日本一、ホークス2軍監督が喜びの声 「育てながら勝つのが目標」
「このチームから、必ず来年1軍で羽ばたこうとする選手が出てくる」
「本当にね、金子に関しはチームの選手からもキャップ、キャプテンと言われ、みんなから押し上げられるような。プレーする姿はお手本となり、安心して見てられた選手」
この日先制の右中間突破のタイムリーを放った金子にも、そう賛辞を贈った指揮官。ファームでもベテランの存在は不可欠。30歳の内野手に「ネコ、ありがとね!」と笑顔で声をかけ、その活躍を称えていた。
最後は「雁ノ巣球場の時もみなさんにお礼を申し上げましたが、ファンの方々の声援と熱い思いが本当に選手の背中を押してくれた。私も声を聞くとがんばろうという気になれる。本当にファンのみなさんありがとうございます」とファンへの感謝を述べた2軍監督。
「今日このウエスタン、イースタンの覇者のチームから、必ず来年1軍で羽ばたこうとする選手が出てくると思います」と両チームの選手への応援をファンに求めると、「育てながら勝っていきたい、そういう気持ちでいっぱい」。来年以降も1軍の舞台に若手選手を送り込むことに強い意気込みを見せていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count