シャーザーが史上5人目快挙、シーズン2度目ノーヒッター 17Kの圧巻投球
失策で出した走者1人のみの準完全、9連続空振り三振含む17K奪いながら109球
ナショナルズのマックス・シャーザー投手が、3日(日本時間4日)の敵地メッツ戦で今季2度目のノーヒットノーランを達成し、14勝目(12敗)を挙げた。ナショナルズは2-0で勝利した。
ダブルヘッダーの2試合目に登板した2013年のサイ・ヤング賞右腕は、立ち上がりから快投。5回までパーフェクトで、8三振を奪った。6回先頭のプロウェッキを三塁手エスコバーの送球エラーで出し、初めての走者を背負ったものの、1死一塁で二塁手アグラのファインプレーが飛び出すなど、後続を断った。
6回2死のグランダーソンから、9回2死のデューダまでは9者連続空振り三振。最後はグランダーソンを三飛に打ち取り、圧巻の快投劇を締めくくった。
シャーザーは9回で17三振を奪いながら、球数は109球。失策による走者1人を出しただけの準完全投球だった。
今季は6月20日のパイレーツ戦でもノーヒットノーランを達成している右腕。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」によると、シーズン2度のノーヒットノーランは史上5人目、ポストシーズンの1度を含めて2度達成したロイ・ハラデーを入れて史上6人目の快挙となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count