ロッテ、福浦とサブローが連続適時打 「絶対に今日勝って決めたい」
日本一を知るベテランコンビが躍動、「この大事な試合の意味は分かってる」
ロッテ・福浦和也内野手とサブロー外野手が、4日の日本ハム戦(QVCマリン)でベテランの意地を見せた。
福浦は「5番・一塁」、サブローは「6番・左翼」で先発出場。見せ場は2点を追う3回だった。2死一、三塁から福浦が二塁適時内野安打で1点を返すと、続くサブローは谷元の高めに浮いたスライダーを強振。左翼線2点打で逆転に成功した。
福浦は4回守備から高浜に交代としたが、2点ビハインドの2回には福浦、サブローの2者連続中前安打でチャンスを演出。1点を返していた。2005、2010年の日本一を知るベテランコンビが、勝てばCS進出が決まる大一番で躍動した。
9月11日のオリックス戦以来の適時打で、通算1912安打目となった福浦は「打ったのはフォーク。どんな形であれ、得点になって良かった。サブ(サブロー)も良く打ってくれたから、必死に走ったよ」とコメント。
7月13日のオリックス戦以来の適時打となったサブローは「打ったのはよく分からない。フォークかな? ノーパワーだね。昨日久しぶりのスタメンで打ててなかったからね。この大事な試合の意味は分かっている。それだけに、このヒットは嬉しいね。福浦さんも良く走ってくれた。ベンチ、球場の思いは一緒。絶対に今日勝って決めたい」と話した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count