ソフトバンクが細山田武史、北方悠誠ら9選手を戦力外に

4日に発表、158キロ右腕もホークスで花開かず…

  ソフトバンクは4日、川原弘之投手、日高亮投手、伊藤祐介投手、金無英投手、細山田武史捕手、李杜軒内野手、中村恵吾投手(育成選手)、北方悠誠投手(育成選手)、大滝勇佑内野手(育成選手)の9選手と来季契約を結ばないことを発表した。

 細山田は2008年のドラフト4位で早大から横浜に入団。1年目から1軍で88試合に出場し、11年も84試合に出場。将来のハマの正捕手候補と目されていたが、12年以降、1軍出場はなく、13年には血行障害を発症し、オフに戦力外通告を受けた。その後、トライアウトの末にチャンスの場を与えたのが、ソフトバンク。育成契約を結び、14年は主に3軍戦が主戦場。オフに育成選手の規約により、自由契約公示された末に、育成選手として再契約を結んだ。そして今年4月には支配下登録され同18日のロッテ戦では、4年ぶりに1軍出場を果たしていた。

 一方、21歳の北方は11年のドラフト1位で唐津商から横浜に入団。高校時代から剛腕として将来を嘱望され、プロ2年目の13年に参加した台湾でのウインターリーグでは自己最速となる158キロをマーク。一時は中畑監督が、クローザー候補として期待を寄せたこともあった。しかし制球難などで1軍での登板はなく、昨季、戦力外に。その後、ソフトバンクの秋季キャンプにテスト生として参加するなどし、育成選手契約を結んでいた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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