楽天・永井が今季限りで現役引退 09年に13勝、岩隈、田中と「3本柱」形成
今季は登板なく31歳で決断、6日の今季最終戦で引退セレモニー
楽天は4日、永井怜投手の今季限りでの現役引退を発表した。5日に引退会見を行い、6日の今季最終戦(コボスタ宮城)後に引退セレモニーを行う。
永井は2006年の大学生・社会人ドラフト1巡目で東洋大から入団した。09年には13勝7敗、防御率3.42の好成績を残して球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献。岩隈久志(マリナーズ)、田中将大(ヤンキース)とともに「先発3本柱」を形成した。
翌10年も10勝(10敗)を挙げたが、翌11年に右肩を故障して4勝止まり。その後は、12年が1勝3敗、13年が2勝4敗、14年は0勝と本来の力を発揮できなかった。
今季は1軍での登板がなし。プロ通算成績は43勝43敗、防御率3.65。31歳で現役引退を決断した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count