今年は多い? 相次ぐ“ドラ1”の戦力外

21歳右腕北方は2年連続で戦力外に

 今季、セ・リーグを制したヤクルトでは08年のドラフト1位左腕・赤川克紀投手(25)。「ジャイアン」のニックネームで愛された左腕。宮崎商業時代は三振を多く取れる投手として注目を浴びた。11年には6勝。12年には8勝を挙げ、オールスターにも初出場したが、今年は出場なしに終わっていた。

 ソフトバンクでは、横浜に11年のドラフト1位指名を受けた北方悠誠投手(21)が2年連続で、日本ハムではヤクルトから移籍した06年の高校生ドラフト1位の増渕竜義投手(27)も戦力外に。増渕は10年にヤクルトで57試合、11年には7勝を挙げるなど活躍したが、昨年の開幕直前に今浪隆博内野手とのトレードで移籍。2投手とも新天地でチャンスをものにすることができなかった。

 ロッテは07年の大学・社会人ドラフト1位でトヨタ自動車から入団した服部泰卓投手(33)。2013年には51試合に登板していた。昨年は開幕1軍入りも果たしていた。

 オリックスは09年のドラフト1位の古川秀一投手(28)が戦力外。日本文理大からバファローズに入団。今年はサイドスローに転向するなど活躍の場を探していたが、実らなかった。

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