ジ軍は青木宣親の契約延長オプション行使に慎重 GM「際どい判断になる」
契約満了はワールドシリーズ終了後、「現時点では決断する準備はできてない」
外野手の故障者続出により、今季途中から加入したマーロン・バードは、契約自動更新まで6打席届かず、フリーエージェントとなる。レフトのレギュラーが必要な状況だが、記事では「ノリ・アオキには550万ドルのオプションがあるが、まだ行使されていない。ジャイアンツには決断するまで1か月(の猶予)がある」と指摘している。
選手が契約満了でFAになるのはワールドシリーズ終了後のため、ジャイアンツが青木との契約延長オプションを行使するか決断するまでには、時間が残されている。ボウチー監督は青木の残留を望んでいるとも報じられているが、記事によると、エバンスGMは「際どい判断になる。現時点では、決断する準備はできてない」と話すにとどめたという。
不運な死球さえなければ、青木はメジャー4年目で自己最高の成績を残せていた可能性が高い。ボウチー監督は、右打ちの強打者であるバードの残留も望んでいることを明かしていた。青木の年俸は破格とも言えるが、ジャイアンツは慎重に検討を重ねることになりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count