引退の楽天・永井は現役に未練と悔い隠さず 「思うようなプレーできず…」

「みなさんにとって記録よりも記憶に残るような選手になっていたら」

「現役生活9年という短い選手生活でしたが、大して成績も残せず、みなさんにとって記録よりも記憶に残るような選手になっていたら嬉しいです。

 最後になりますが、これからはイーグルスのファンとしてみなさんとこのイーグルスを応援していきたいと思います

 またみなさんと一緒に日本一になりましょう。9年間、本当に最高でした。本当に、本当に、ありがとうございました!」

 終始、成績には満足していないことを表現しながらも、最後は語気を強めて感謝を表現した。

「大した成績ではない」と語るも、2009年には球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献し、岩隈久志(マリナーズ)、田中将大(ヤンキース)とともに「先発3本柱」を形成した。東北に希望をもたらした投球はメジャーに巣立った右腕たちとともに、いつまでもファンの記憶に残り続けるはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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