1年契約発表のイチロー、1年延長オプション付きか 「マ軍で3000本挑戦」

43歳で迎える2017年までプレーする可能性浮上

 マーリンズが6日(日本時間7日)、イチロー外野手と新たに1年契約を結んだことを正式発表した。年俸は今季同様の200万ドル(約2億4000万円)。また、地元メディアによると、2017年シーズンの契約延長オプション付きである可能性が浮上。メジャー最年長野手のレジェンドは43歳で迎えるシーズンまで、マイアミで勇姿を見せるシナリオが高まってきた。

 マーリンズはファンに朗報を届けた。「イチローはマーリンズとして3000本安打に挑戦する」と題したメールをファンに一斉送信。そこでレジェンドが異例のスピード残留を決めたことを報告している。

「マイアミ・マーリンズは今日、10度オールスターに選出されたイチロー・スズキと2016年シーズンに1年契約を結び直したことを発表しました。来季を迎えるまで、イチローは通算3000本というメジャー歴代30番目の選手になるためにわずか65安打必要です」

 4日のレギュラーシーズン閉幕からわずか2日間で、イチローの1年契約は正式に発表された。

 また、球団公式HPでは「41歳のイチローは2015年開幕前にチームと契約を結び、マーリンズ史上初の日本人選手となりました。チーム最多の153試合に出場。89試合に先発、45試合に代打で出場しました。91安打を放ち、イチローはベーブ・ルース(2873安打)、メル・オット(2876安打)、アル・シモンズ(2927安打)、ロジャー・ホーンズビー(2930安打)らを抜き、バリー・ボンズと並ぶ歴代34位としています」とし、往年の名選手を次々に抜き去って3000本という金字塔に向かうイチローの今季の歩みを伝えている。

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