「投手・大谷翔平」の自己評価 今季成長したのは、試合に臨む「心構え」
「自分がしっかりとコントロールできていた試合は勝っていた」
前半戦は13試合登板で10勝1敗、防御率1.43。一方で、オールスター後の後半戦は9試合登板で5勝4敗、防御率3.39と勝ち星を思うように伸ばせなかった。
「自分がしっかりとコントロールできていた試合は勝っていたし、出来なかった試合は負けている。打線との兼ね合いもあるけど、比較的そういう試合が多いんじゃないかなと。自分さえしっかりしていれば勝てている試合もたくさんある。相手が誰だからとか、どこだとかいう話ではないと感じました」
それでも、11勝4敗、防御率2.61だった昨季から成績を上げた。「年間を通して成長できた」と語った理由とは何か。
「心構えだと思います。技術的な部分は何か変えたかと言うと、そんなに変えていないので。ちょっとした部分だと思う。試合に入る前とか。そういう部分で変わってくるというのが少なからずあると思います」