侍ジャパン、「トリプルスリーコンビ」の起用法は? 1、2番に並ぶ可能性も
秋山も含めて1~3番で起用も「ランナーが出たら送ってというよりは幅を広げられる」
「プレミア12」代表最終ロースターの28選手
一方、柳田は左膝裏に死球を受けてペナントレース終盤はスタメンから外れていたが、指揮官は「11月にしっかりできるという(考えの)元で選考させてもらいました」と説明。大会へ不安はないようだ。
「打線の並びの特徴としては、打って走れる選手がスタメンに多いと思う。打順は自分の中ではまだ最終的には決めかねていますが、彼らの打線の並びという点で、ランナーが出たらまず送ってというよりは、少し幅を広げられるような作戦は取れるんじゃないかと。走れる選手たちの打順を決めていこうと思ってます」
起用法について、小久保監督はこのように構想を明かした。2人を1、2番に並べるような大胆なオーダーも考えられそうだ。
また、西武の1番打者としてシーズン216安打をマークし、日本記録を塗り替えた秋山翔吾外野手についても「1番で起用するのか、2番で起用するか、それともクリーンアップで使うのか、残りの期間で決めたいと思います」としており、3人を1~3番に並べる可能性もある。
柳田、山田、そして秋山が、ペナントレース同様に暴れまわれば、侍ジャパンの優勝への可能性は大きく膨らむ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count