阪神はメッセが好投で逆王手! ゴメス&マートン連弾に「投げやすかった」
巨人のエース菅野に7回2失点で投げ勝つ「状態自体はよかった」
阪神のランディ・メッセンジャー投手が11日、東京ドームでのクライマックス・シリーズ(CS)2戦に先発し、7回2失点で勝利を挙げた。チームは4-2で巨人を破り、1勝1敗としてファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。
日本語で「アリガトウゴザイマス」と喜びを見せながらヒーローインタビューに答え始めた右腕。「初回にゴメスが2ラン、マートンソロ。3点を先制してくれたので非常に投げやすかったですし、非常に嬉しいです」と、立ち上がりにいきなり飛び出した両外国人の2発のホームランに感謝した。
3点のリードが生まれ、余裕が生まれた右腕が失った点は初回の1点と、7回のアンダーソンのソロのみだった。
「良かったと思います。藤井さんの配球にも、リードにも本当に助けられました。ヒットをたくさん打たれましたが、クリーンヒットはあまり打たれていないと思っている。状態自体は良かった」
9安打を浴びたものの、自身の投球に手応えを口にした34歳。チームはこれでCSファイナルステージへ逆王手となった。
相手エースとの対決を制した右腕は「明日ね、絶対勝たないといけない試合なので、もう一度ここに来て明日も応援お願いします!」。黄色く染まったレフトスタンドに向かって力強く呼びかけると、巨人撃破に燃える阪神ファンから大歓声を浴びていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count