日ハム矢野の勝負強さはどこから来るのか? 「素振りはごまかせない」
「勝負強さの源は?」、報道陣の質問に矢野の回答は…
「球に対応しようと思うと、自分の形が崩れる。それは仕方ないこと。まずは形を崩さず自分の体を正しく使う。正しいスイングを体に覚えさせたいから」
誰にでも出来る練習だが、この基本こそが大一番での勝負強さにつながった。
CSファーストステージ第2戦での逆転勝ち後、報道陣から「勝負強さの源は?」と問われた矢野は胸を張って応えた。
「いい時も悪い時もあるけど、変わらずに準備をすること。それしかないと思う」
矢野のベンチ裏の準備は大谷らも参考にしているという。今季の開幕スタメン平均年齢は12球団最年少の25.3歳だった日本ハム。シーズン途中に加入した35歳が生きた教材になっていることは間違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count