巨人-阪神戦はいよいよ最終決戦 CSファイナルへ、第3戦のみどころは?
鍵を握る先発投手の出来、巨人はポレダ、阪神は能見の予定
リーグ1位のヤクルトへの挑戦権をかけたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの戦いは、12日にいよいよ最終章を迎える。1勝1敗で迎えた伝統の一戦。予想先発投手のシーズン中の東京ドームでの投球は、第3戦のポイントとなりそうだ。
巨人は阪神に強い外国人左腕、アーロン・ポレダが先発予定。2メートル近い身長から、150キロを超えるストレートが武器。ランナーを出すと、コントロールが乱れたり、盗塁を許すケースはあるが、走者を出さなければ、安定した投球を続けられる。
今シーズン、巨人は主に阪神戦にポレダをぶつけてきた。8試合に先発して5勝2敗と相性は良い。レギュラーシーズン最終登板となった9月28日の甲子園での試合では、5回2失点(自責点1)で負け投手になったが、阪神は苦手意識を持っている。東京ドームの対戦とあればなおさらのことである。