【セCS】巨人坂本が激走&気迫のヘッスラ! 暴投見逃さず、貴重な3点目もぎ取る
好走塁で阪神・梅野との競争は間一髪セーフ
クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの第3戦が12日、東京ドームで行われ、巨人の坂本勇人内野手が6回、好走塁で3点目をもぎ取った。
阿部のこの日2本目のタイムリーで2-0とした巨人。なおも1死一、三塁の場面。長野の打席の5球目、2番手岩田のフォークがワンバウンドになり、捕手・梅野が捕球できずにボールが大きく前に転がると、三塁走者の坂本がこの一瞬の隙を見逃さなかった。
本塁目がけて好スタートを切り、最後はヘッドスライディング。タッチしようと飛び込んだ梅野との競争を間一髪くぐり抜けてセーフ。3点差とする追加点をもぎ取った。
この試合で勝利した方がファイナルステージに進むという大一番。間一髪、一歩間違えれば暴走にもなりかねない主将の好走塁で、巨人に大きな追加点がもたらされた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count