無傷CS突破のホークス工藤監督、日本S連覇へ「1つも負ける気持ちない」
下剋上狙うロッテに無傷3連勝も「みなさんが思うほど簡単に3連勝したわけでは…」
シーズンを貯金「41」で終えたホークス。このファイナルステージで対戦した3位ロッテとは18・5ゲーム差。圧倒的な差を付けていた。
「(プレッシャーは)確かにあったのですが、やっぱり連覇という大きな目標がある中で、優勝が決まってから1か月あった中でも、選手たちが今日のために練習を積み重ねたことがこの勝利につながった。
3連勝をしましたけど、決してみなさんが思うほど簡単に3連勝したわけではなく、ロッテさんも非常に強い中、クライマックスファーストシリーズで勢いがある中で来た」
2010年にはヤフオクドームでのファイナルステージで、同じく3位から勝ちあがって来たロッテに敗れている。圧倒的強さを誇っているホークスでも、確かにその勢いの怖さはあったのだろう。インタビューでは3位チームを迎え打つ心境を明かしていた。
「本当にまだまだ足りないとは思います。僕たちの目標はあくまでも日本シリーズ連覇という大きな目標があります。その目標に向かって必ず勝って、本当はここで胴上げできるのがベスト。
日本シリーズに出ても一つも負ける気持ちはなく、全部勝つつもりで戦ってみなさんとともに優勝を味わいたいと思います! みなさんどうか選手ともども応援よろしくお願いします!」
CSでも貫禄を見せつけ、無傷で2年連続16度目の日本シリーズ進出を決めたホークス。次なる目標は日本一連覇。就任1年目の指揮官は、24日からの頂上決戦も無敗のまま突っ走るつもりだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count