栗山監督、続投初日から大谷に辛口ゲキ【投手編】「翔平の何を褒めるんだ?」
「1試合6イニングだけでも25勝すればいい」
「翔平の何を褒めるんだ? 大の大人が小学生のテストを受けて99点を取っても褒めるか? 普通は間違えた方に注目するだろ? 無理してるわけでなく、今年は5敗もしている。『なんだよ、あれ』と。裏を返せば、それだけ出来ると認めているかもしれないけどね。ただ、みんなが『何をやっているんだ』という空気をもっと出さないと」
「投手・大谷」に求めるのは? 13年に24勝0敗で楽天を日本一に導いた田中将大(ヤンキース)のような投手だ。
「マー君は24勝0敗だよ。全然違う。まだ毎日投げても 、翔平は大丈夫という感じはない。(来季は)投球イニングを増やした方がいいと思うけど、9回を投げなくてもチームが勝てたらいい。(二刀流をやっているので)そこは効率良くやらないとダメ。1試合6イニングだけでも25勝すればいい。チームが優勝するためにやっているわけだから」
球界のエースに成長しつつある「投手・大谷」。それでも、栗山監督はどこまでも厳しく接し、成長を促していく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count