栗山監督、続投初日から大谷に辛口ゲキ【打者編】「こんなんじゃ二刀流出来ない」
シーズン序盤から打撃不振、「結果を残さないとやりたいことも出来ない」
日本ハムの栗山英樹監督が、二刀流・大谷翔平投手を激辛評価。高卒4年目となる来季へ激しい檄を飛ばした。
20日に東京都内の日本ハム東京支社で末沢寿一オーナーへシーズン終了を報告。その席で、2016年シーズン終了まで契約を1年延長することが決まった。
オーナー報告後、栗山監督は打率2割2厘、5本塁打、17打点と不振に苦しんだ「打者・大谷」に厳しい言葉を並べた。
「『こんなんじゃ二刀流出来ないだろ、この野郎!』と言いたい。もっと打てと。打者の能力はかなり信頼しているし、認めている。認めているんだから、ちゃんとやって欲しい。結果を残さないと、やりたいことも出来ない」
今季はシーズン序盤から極度の打撃不振に陥り、前半戦終了で打率1割8分5厘、3本塁打、12打点にとどまった。リーグ3位の打率3割2分6厘と好成績を残した近藤健介捕手が指名打者に固定された後半戦は、代打待機。打席数は昨季234打席から119打席と激減した。