ドラフト前日、日本ハム栗山監督が“戦力外”に―「問題外でした」
栗山監督「神社にいってお守りをもらいにいっている」
「クジ引きは竹田社長に決まってます。(他球団は)社長か監督かという選択肢があると思うんですけど、ウチの場合は監督という選択肢はない。栗山監督という選択肢はなかった。13年以降、戦力外です」
歴代の球団社長のクジ運は強い。藤井純一氏は07年に大阪桐蔭・中田翔内野手、10年に早大・斎藤佑樹、津田敏一氏は4球団競合の末、早大・有原航平投手を引き当てた。それでも、負けず嫌い?の栗山監督。熱く持論を展開する。
「1回も当たってないけど、(毎年ドラフト会議前に)神社にいってお守りをもらいにいっているんだ。でも、これはオレよりも選手の持っている縁だと思う。選手がどこのチームに縁があるのか。誰が引いても当たる時は当たると思っているので。オレはイメージが出来ました。クジを引くわけではないし!」
高卒選手が多く、若手主体で挑む日本ハムにとっては、ドラフトが1番の選手補強の場となる。運命のドラフト。“栗山監督外し”は功を奏すのか――。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count