日本ハム斎藤佑、プロ6年目は先発で―課題は「長いイニングを投げること」
今季は中継ぎも経験、プロ6年目にかける思い「先発の思いは強い」
日本ハムの斎藤佑樹投手が、先発として来季の完全復活をかける。
今季は12試合登板で1勝3敗、防御率5・74。不本意な数字が並ぶが、シーズン途中には中継ぎも経験。フォークをカウント球から使う投球で活路を見い出した。プロ6年目となる来季。27歳右腕は先発投手で輝きを取り戻す覚悟を示した。
「先発の思いは強いです。後半戦も先発でいい形で投げることができた。(新たに覚える球種などは)特に考えていない。いい意味で、何も変えないこと。後半はその意識でやっていく中で精錬されていく感じがあったので」
課題も分かっている。1試合のイニング数を増やすことだ。今季は初勝利を挙げた9月16日のロッテ戦(QVCマリン)、同25日のオリックス戦(京セラドーム)での6イニングが最長だった。目指すは先発完投型だ。