「晴れ、ところにより紙吹雪」再現なるか メッツPS躍進の鍵は豪腕先発陣

奪三振率の高さで守備の負担も軽減

 さらに特筆すべき点として、メッツの先発陣のこの期間の奪三振率が9イニング換算で12.2となっており、これは最低4試合以上PSを戦ったチームの成績としては過去最高と報じている。

 PS開幕後、メッツの守備面は綻びなく結果を残しているが、PS7試合終了時で先発陣が記録した128のアウトの45.3%にあたる58個を奪三振でまかなっていることも、守備陣の過剰な負担を予防している要因であると指摘している。

 果たして1986年以来となるWS制覇まで、この勢いを維持したまま走り続けるのか。将来性豊かな先発陣が大きなカギを握るのは間違いない。長きに渡り苦渋を味わってきたメッツファンは、「ミラクル・メッツ」と呼ばれた1969年初優勝パレードの「晴れ、ところにより紙吹雪」の空模様を心待ちにしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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