日ハムのドラ1上原、理想はメジャーNO1左腕 「カーショーになれたら」
24日から大学最後のリーグ戦、優勝決定の瞬間はマウンドで
――栗山監督に初めて会った。
「『あっ本物だ』と思いました。その時に、日本ハムファイターズでお世話になるんだなと実感しました。これから、より一層、心構えが出来てくるかなと思います」
――栗山監督の印象に残った言葉は?
「自分の良さを見ていただいてる。思い切り腕を振って投げる姿とおっしゃっていただいた。自分もそこを意識している。見ていただいてることをうれしく思いました。(栗山監督は)選手と対話を増やして、チームを少しでも良いチームにしようとしている方と感じました。そういうチームでやらせてもらえるのは光栄です」
――栗山監督から今後の伸びしろも期待された。プロで伸ばしたいところは?
「細かい制球やボールの質、細かい部分になるんですけど、粗削りというか粗っぽいところがある。そういう部分をプロでどれだけ磨いていけるかだと思います」
――広陵高出身の有原、明大出身の岡と再びチームメートになる。
「岡大海さん、有原さんから連絡をいただきました。近藤も連絡してくれて、すごい喜んでもらえました。近藤とはU-21の代表で明大グラウンドで練習した時に話した程度ですけど、わざわざ連絡をくれた。同い年なので、心強い頼りになる存在です」
――前夜は祝福のメールが来たのでは?
「連絡したい人、する人には連絡して、落ち着いて寝ることが出来ました。電話とメールで100件ぐらいでした」
――前夜は日本ハムを調べたか?
「そういう余裕もなく、昨日は自分を応援してくれてた方に報告する時間にあてました」
――24日からの法大戦が学生最後の東京六大学野球リーグ戦になる。
「勝ち点を取れば優勝と見えている。まずは最後のリーグ戦。いい形で終われるように、自分らしい投球をして優勝して、チームの日本一を目指してやっていきたいと思います」
――ファンの目線も変わる。
「投げる時は投げることに集中する。今までと変わらず、これからも変わることなく出来ればと思います」
――優勝の瞬間はマウンドで迎えたいか?
「そうですね。そういう気持ちもあります」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count