ホークスが勝てばV確率77% 日本Sを左右する第2戦の鍵は先発投手にあり
ヤクルト小川は交流戦のソフトバンク戦で炎上しているが…
「SMBC日本シリーズ2015」が24日にヤフオクドームで開幕し、第1戦はソフトバンクがヤクルトを4-2で下して先勝した。
初戦で勝ったチームは日本一確率63%。第2戦で連勝すれば、V確率は77%となる。シリーズを大きく左右する25日の第2戦の勝負ポイントを占った。
ヤクルトは小川泰弘、ソフトバンクはリック・バンデンハークの先発が予想されている。共に日本シリーズ初登板初先発となるが、ライアン小川の出来が勝敗の鍵を握りそうだ。
悪夢がある。5月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で6回9安打7失点。柳田、内川、李大浩、松田と自己ワーストの4被弾を浴びている。直球が走らず、決め球のフォークも落ちずで本調子ではなかったが、主力打者に打たれているのが気がかりだ。
小川は前回15日の巨人とのCSファイナル第2戦(神宮)では8回5安打無失点で勝利投手となっている。今季チームトップの防御率3.11で11勝(8敗)を挙げた右腕が、初戦で先発全員15安打と爆発した鷹打線を止められるか。