メッツとロイヤルズが激突 28日に開幕、ワールドシリーズの見どころは?

PS新記録となる6試合連続本塁打を放っているマーフィー

(2)では、PSに入ってから好調のメッツ打撃陣がカーショー、グリンキー(いずれもドジャース)、アリエッタ(カブス)という今年のサイヤング賞候補3人を攻略して勝ち上がってきたことに言及。一方のロイヤルズは地区シリーズでは王手をかけられた状態から逆転で突破し、リーグ優勝決定シリーズでもブルージェイズとの激しい乱打戦やゲーム後半の競り合いを経てWSに進出したことを指摘している。

 昨年とは違い、ロイヤルズはPSの1試合1試合で底力を見せつけてアストロズ、ブルージェイズを撃破。その勝負強さは本物だ。一方のメッツ打線は、記事でも指摘している通り、PSで神がかり的な打力を発揮しているだけに、試合終盤での競り合いでどちらが勝つのかは全く読めない。

(3)は、ロイヤルズにとっても驚異になるであろう打者の存在についてだ。メッツを牽引する絶好調男マーフィーが、PS史上初の6試合連続本塁打をはじめ、打率.421、OPS1.026(出塁率+長打率)など文句なしの成績を残してきたことを紹介。カブスに4連勝したメッツはWS開幕までに5日間の間隔が空くため、これがマーフィーの打撃にどう影響するかに注目が集まるという。

 特に、カブスとのリーグ優勝決定シリーズではマーフィーが底知れぬ力を発揮し、相手に流れを渡さなかった。この勢いが継続するようなら、ワールドシリーズで昨年の雪辱を期すロイヤルズをも飲み込んでしまうかもしれない。

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