ソフトバンク、第4戦こそ王手へ データが後押しする“夜の攝津”の強さ
ナイターで強さを見せてきた攝津
【2012年】
▽ナイター
19試合登板 13勝4敗 防御率1.65
▽デーゲーム
8試合登板 4勝1敗 防御率2.53
【2011年】
▽ナイター
5試合登板 3勝1敗 防御率3.78
▽デーゲーム
21試合登板 11勝7敗 防御率2.56
先発転向したばかりの2011年の防御率こそデーゲームが上回るが、2012年以降はナイターを得意としていることが分かる。通算75勝のうち53勝がナイター。“夜の攝津”は、第4戦で2年連続日本一へ王手を狙うソフトバンクを後押しするデータと言えそうだ。
今季の交流戦では5月29日のヤクルト戦(ヤフオクドーム)で先発。今浪、デニングに一発を浴びて6回5安打4失点も4勝目を挙げた。また、神宮球場では過去6試合登板で2勝1敗、防御率3.60。どちらも決していい数字ではないものの、今年のソフトバンク打線の破壊力を考えた場合、攝津がデータ通りにしっかりゲームを作れば、勝利は近づく。
ロッテとのCSファイナルではマウンドに上がらず、登板はレギュラーシーズンの9月27日のロッテ戦(QVCマリン)が最後。それでも、33歳右腕の実績を見れば、問題はなさそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count